ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

あっけない幕切れ


「The finish was an anti-climax.」あっけない幕切れ。あ、なんかこれいいなあ。あっけない幕切れって。好きな語感やと思う。あっけない幕切れ。


 ウクレレのお稽古に日やった。なんかここの所、お芝居のこととか色々あったし、ウクレレがほんまに全然練習できてへんくて、申し訳ない状態で稽古に行った。でも、稽古に行くとウクレレが凄く楽しかった。新しいストロークの仕方も教えてもらった。ぱっと出した音をミュートするやり方。んー、楽しいなあ、ウクレレ。もっとちゃんと練習するようにしよう。はやかわさん、今日は練習できてなくてすいませんでした。ウクレレ楽しいと思わせてくれてありがとうございました。また来月もよろしくお願いします。



 詩と語りの講座やった。かなり遅れていくことになってしまったので、皆の詩を聞くことができひんかったのやけど、顔を出せてよかったと思う。まつもとさんの詩に出てきていた「白くま」の話をするおばあさんとは僕も会ってみたいと思った。会って樺太の話を聞いてみたいと思った。でも、まつもとさんの話やとなかなか聞かせてはもらえへんみたい。まあ、それはしょうがないかなあ。
 飛び入りでかつきさんも参加されていた。かつきさんにこの間、三条河原町でかつきさんとすれちがった時、僕が三条河原町の雰囲気がそぐわない浮遊感のあるかつきさんを見かけて、ぽかん、となってしまったことについて伝えることができてよかった。
 エスさんがこの間、大阪でワークショップをされて、それがすごくよかったみたい。終了後、参加者の瞳がきらきらとしていたのだそうだ。参加者の人からエスさんが「先生、またやってください」みたいなことを言われたみたいで、エスさんはその先生という呼ばれ方がなんかこうむずむずとする感じみたいやったんやけど、そん時の話をしていたエスさんの動きがなんか面白かった。



 とよしまさんが送りものを届けてくれた。この間の「ひそりと、」の時に劇中で使用されていた本と手紙の同じものを作成してくれて、わざわざ送ってくれたのだ。とよしまさん、すごい今いそがしいやろうに、ほんまにありがとうございます。僕はこれ、ほんとに嬉しかったです。本番前の休憩の時とかにとよしまさんの本をぺらぺらとめくって、ああこれいいなあ、とか思っていたものですから。中表紙にとよしまさんが手書きで書かれていた「ひそりと、あなたに会う日」という文字がいいなあと思っていて、送って頂いたやつにも、その文字が書かれていて、ワハワハと喜びました。とよしまさんが、また「何か一緒にできる機会があれば」という風に書いて下さっていて、僕もそれはもう是非と思うのやけど、でもまあ当分先の話やし、どうなるかわからへんのやけど、なんかまたそういう機会があるとして、僕はなんとかそこについていけるように精進しておきたいとか思った次第でありましたよ。