ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

抱かれる

ここの所、にゃんこ先生を
お見掛けしない。
体調でも崩されたのであろうか、
と思って坂道を下っていたところ、
坂道をのそのそと歩いている
とら猫がいて、にゃんこ先生だった。
にゃんこ先生が坂道を歩いていると
後ろから飼い主と思しき方がやってきて
「こらこら、勝手に出ちゃ駄目でしょ」
なんて言いながら、
にゃんこ先生を抱いて家に帰っていかれた。
にゃんこ先生は、眠たそうな声で
にゃあ、なんて言いながら、
心地良さそうに抱かれていたのでした。