ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

力持ち

He is an unsung hero.
【彼は縁の下の力持ちだ。】
unsungが【詩歌にうたわれない】という意味であるようだ。
なんか格好がいいなあ、力持ち。
力持ちが必ずヒーローかはわからないけど、ヒーローは大抵力持ちだ、きっと。



 今日は朝、良いお天気だった。ちゃりんこ日和やった。
ラボの件で、府立図書館に調べ物にいく。久々だ、府立図書館。
なにから手をつけていいものやらわからなかったけど、
とりあえず昭和25年の7月の京都新聞を見てみた。
この月には京都では大きな火事が3件もおきていた。
その内の1件が小説にもなった金閣寺の放火事件。
犯人のお母さんが自殺をされていたり、
「この事件が生じたのは、警備があまかったからだ」
と発言をした当時の大臣が反発を受け、謝罪をしたりと、
色々大変だったようだ。
火事のあった当日って雨が降っていたんだなあ。


 かなり古い新聞なので、
マイクロフィルムという形式で保存をされていたのだが、
これがすごく扱いにくかった。
読んでいるのに、勝手に次のページに進んでいったりするし。
当時の京都新聞を読んでいたら、
今の記事よりも文章に無駄が多いと思った。
その無駄な部分というのが読んでいて面白くて
そういった意味でも結構楽しんで記事を読めた。
なんか記事の見出しの付け方とかも
「しっちゃかめっちゃか京都」とか
今はしないだろうなあ、というのがあったりして、
かなり興味深かった。

いくつか気になる記事を印刷させてもらったので、
また少し考えてみようと思う。