ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

五線譜


朝、起きたら
窓の外に
五線譜みたくひかれた
電線の奥の空で
ちぎれた雲が転々としていた。
帰り道、自転車乗りながら、
僕はひとつのことに
気をとられると
そればかりで
いっぱいになり、
時間を有効に
使えなくなるなあ、とか
笑っていいともが
終わっちゃうんだなあ、とか
月が大きく見えるなあ、とか。
そんな風に
考え事なんかして
いたものなので、
帰りに買う予定だった
明日の朝食用の
食パンを買い忘れてしまった。