ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

谷間の世代

この間、テレビを観ていたらサッカーの岡田監督が話してはりました。
いいチームワークというのは、そりゃ全員がなかよしだったらそれにこしたことはないのだろうけど、それはなかなか難しい。
ただ、あいつ腹が立つなあ、とか思っていても、プレーにおいて、自分がこれが得意だということを主張して、相手が得意であるということを主張していることについて理解しようとすれば自ずとチームワークというのは構築されていくのではないか。
といった内容のことを話してはり、なるほどなあ、と思いました。


アテネオリンピックが行われていた頃、僕は、まあ今よりもずっと色んなことに対して途方にくれていて、そのころはすごく時間を持て余していて、テレビとか雑誌とかでサッカーのオリンピック代表のことを見ていて、結局オリンピックでは代表は全然勝てなかったのだけど、「谷間の世代」とか言われていた彼らが今回ワールドカップで活躍をしているのが、おお!、と思った。



「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」
私はつねづねソファー選びにはその人間の品位がにじみ出るものだと―またこれはたぶん偏見だと思うが―確信している。ソファーというものは犯すことのできない確固としたひとつの世界なのだ。しかしこれは良いソファーに座って育った人間にしかわからない。良い本を読んで育ったり、良い音楽を聴いて育ったりするのと同じだ。ひとつの良いソファーはもうひとつの良いソファーを生み、悪いソファーはもうひとつの悪いソファーを生む。そういうものなのだ。