ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

空なるもの


昼ごはんを
食べていたら
近くに座っていた
男性が
最近食べた
すごくまずかった
太巻の話しをしてた。
太巻のまずいのなんて
はじめてだよ、って
えらく興奮した感じで
話していた。
さっき読んでた
詩から抜粋。
ひとの人生にとっての
一日というのは、きっと、
降りしきる
雨の音のなかの
一粒の雨の音のようなものだ。
長田 弘さんの
空なるもの
という詩。