ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

寝言

夜、坂道の角に
にゃんこ先生がいらっしゃった。
久々にお姿をお見掛けした。
体調を崩されたのではないか、
という噂もあったので、
元気そうでほっとした。
にゃんこ先生は角の
少し高い所で
目を瞑ったまま
じっと座ってられた。
声をお掛けすると
目を閉じて
その態勢のままで
いつもの声で、にゃやあ、と仰る。
それはもしかすると
寝言なのかもしれない。