ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

凪が来る

 「There is always a calm after a storm.」雨降って地固まる。直訳では嵐のあとには凪が来る。実際、雨が降って地面が固まるという訳ではないから「The ground is firm after a rain」というのは通じないらしい。果たして、雨が降って固まった地面と嵐のあとにやってくる凪というのは同質のものなのであろうか。うーん。「There is always a calm before a storm」は嵐の前の静けさ、らしい。calmというのはなかなか素敵な単語だなあ。


はたと気付けば今日は妹の誕生日ではないか。


 ウクレレで「大きな古時計」を練習している。以前にも練習したのやけど、その時はコードだけやった。今回はコードをひきつつもメロディーを弾くというすこし高度な試みをしている。そういえば、「ひそりと、」の時に楠堂さんの絵にあわせて「時計3」という詩を書いたのやけど、それっていうのは、ウクレレで「大きな古時計」を練習していなかったら、ああいう形にはなんなかったんじゃないかなあと思う。


 職場のビルの1Fで働いている方が5Fにあるうちの職場にいる人を訪ねてきた。しかし、その人はちょうど1Fに降りていった所であり、おそらくはすれ違いになったのではないかとその人に説明した。わかりやすいように両手を用いて、一方が5Fへと上がり、もう一方は1Fへと下がり、このようにすれ違ったのだということをお伝えした。すると、その方は「なるほど、こんな風にすれ違ったんですね」と同じように両手を用いて、すれ違う様を表現してきた。その人の方が下半身を上手に使えていた分、動きとして面白かったと思う。