2012-02-20 頸動脈 日々 帰りの電車の中で 「モー将軍」を読む。 モー将軍が草を食む時の 優雅な顎のこなしについて 想像する。 首筋に一本優れた幹のような 頸動脈があらわになって 咀嚼するたびに それを見ている人は皆 地球がまわっていることの 確かな手応えを実感するという。 優雅だ、優雅だなあ、と 思い耽ってる内に 居眠りをしてしまう。 降りる駅で目を覚まし 慌てて電車を降りた。