ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

『ひそりと、あなたにあう日』の次の日

朝、起きたら体があつかった。職場の行ったら、日に焼けたねえ、と言われた。この週末は自転車によく乗っていたし、昨日はGARDENの準備で屋根に上って光が入らないようにベニヤ板で窓を塞いだりしていたから、日に焼けたんだと思う。首のあたりが痛い。ふふふ、いい感じだ。


月曜日で仕事が始まる。ひそりと、は昨日の事やのに、なんか随分前のことのようにも思える。昼食に小さな卓袱台を囲んで、ダイトゥさんがこしらえてくれたトムヤンクンとごはんを食べたのはほんとだったか。日に焼けた首のあたりが痛いから、やっぱりほんとやったんやと思う。


いつものことなんだけど、今日は特に、ぼーとしていた気がする。放心というかなんというか。1日がはやかったなあ。


『ひそりと、あなたにあう日』を終えて、充足感がある。今回の企画はとよしまさんが主催で、楠堂さんの絵があって、GARDENという会場があって、音があって、光があって、そんで、とよしまさんの声があった。そこに自分が書いてきたものを加えてもらえたということは、なんかこれまで積み上げてきた事のひとつの成果なんじゃないか、と思えたのだ。今回はとよしまさんとの短いお芝居もさせて貰えて、観て頂いた方にどんな風に感じてもらえたかはわからないけれど、「今の君はあんなものかね?」と問われたならば「ええ、まあ」とすこしぐらいならば胸をはってもいいのではないかとも思えたのだ。とても撫肩ではあるのだけど。


短い芝居では、僕は眠る時にうっすらと目が開いていて、それでその様子を見て、起きているのではと思い、二段ベットの上から弟に手を振るような姉がいるという設定であった。あと、ルルという犬を飼っていた設定でもあった。


今回のテキストを用意するにあたって、最初どうすりゃいいのかわからなくなって「あーもう」となっている時に、とよしまさんが「楽しんでくれればいい」というようなことを言ってくれて、それで随分と気が楽になったことがあった。


片付けが終った後にGARDENで、皆で机を囲んで、ビールなんかを飲みながら、昼の残りのトムヤンクンやおにぎりを食べたというのは、覚えておきたい場面だなあ。こういう時間が過ごしたかったから、書いてきたんじゃないか、とか思えてしまうような時間だったことだなあ。