ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

その時々に作れる歌を作っているだけだ。

『短歌の友人』
自分の性格や行動を自らの意識で照らし出すほどの強さを私は持っていない。その時々に作れる歌を作っているだけだ。表現が人間に直結して、それに関わるもの同志の存在の対峙になるような詩型の特質をうっとうしいものと感じることもあるが、それによって結果的に未知の<私>が照らし出されるのは、こわいがやはりいいことだと思う。

職場でペアで事業に取り組んでいる方から
昨日見た夢の話を聞いた。
その日は事業の当日で、
事業の受付をしていたら、
その方の友人がやって来て、
「仕事終わった?遊びに行こう?」
とか誘ってくるのだけど、
「いや、まだこれからやから」
と言ったら、
「いいやん、いいやん
もお遊びに行こうよ。」
と誘われて、
まあ、任しとけばいいか、
と思って、少し気にはなりながらも
遊びに行った、
という夢を見たんやけど、
これは何を示しているんやろ、
と尋ねられた。
お願いだから、そんなことは
ないようにしてくださいね、
という風にしか
僕には言えませんでした。

海辺のカフカ
東の空には、輪郭のくっきりした雲がいくつか浮かび、それぞれの雲のまわりには光の縁どりがついている。光の色は不吉にも見えるし、同時に好意的なものにも見える。眺める角度によってその印象は刻々と変化していく。