ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

世界のくぼみ

海辺のカフカ
ソファに腰かけてあたりを見まわしているうちに、その部屋こそが僕が長いあいだ探し求めていた場所であることに気付く。僕はまさにそういう、世界のくぼみのようなこっそりとした場所を探していたのだ。

今日は出勤途中に電車で
小学生の頃通っていた
散髪屋のおばちゃんと会った。
四条まで一緒だったので、
色々と話をした。
おばちゃんは大阪まで行くとの事で、
「今日はちょっと気合いれて
 いかなあかんから」と
赤い服を着ていた。
僕は何度か、
今日大阪で何があるのですか?、
と聞こうと思ったのだけど、
結局なんか、聞けずじまいだった。

昼休憩の時間に
芸センでよねだ君と
ばったり出くわす。
僕はよねだ君に
おそらく積もる話があって、
でもそれを言語化できていない、
というか、具体化できていない、
というか、
そんなだから
ほぼ何も話せぬまま
では、また、となってしまった。
よねだくんはなんか、
たくましくなった気がした。

きさら堂さんで珈琲を飲んだ。
季節のケーキがレモンのケーキで
嬉しかった。
今日は少しの間、
お客さんが僕一人になる時間があったので、
すこし店内の様子を映させてもらった。

《ノート100529》
表情はとても安らかだ
夢見る人・蝶・格子
ささやかな・磯野家
バームクーヘン
夢の跡

夢犬に関して
今日気付いたことがあった。
ここはひとつの
核になるんじゃないかって
今は考えている。