ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

バカバカしいけど大事なことなんだ、これは。

《ノート100525》
無垢の人・光が差し込む
格子・蝶・待ちくたびれる
とっくの昔に気付いていた
白む・白と黒・影・光

『短歌の友人』
かけがえのない<われ>が、言葉によってどんなに折り畳まれ、引き延ばされ、切断され、乱反射され、ときには消去されているように見えても、それが定型の内部の出来事である限り、この根源的なモチーフとの接触は最終的には失われない。

欲しいなあ、と思っていたものがあったので、
帰りに雑貨屋さんに寄った。
店内をあれこれと物色してから、
欲しかったものをレジに持っていった。
店員さんが
「紙袋をナイロンで包みましょうか」
と言ってきてくれた。
別にいいですよ、と答えたら、
「雨が降り出しましたし」と
店員さんが言った。
ナイロンで包んでもらって
店の外に出たら、ほんとに雨が降っていた。

江分利満氏の優雅な生活
江分利はしかし、MPに叱られても、この場の情景だけは大事にしたい、よく見とどけたいと思った。バカバカしいことさ。バカバカしいけど大事なことなんだ、これは。