ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

別離

「別離」という映画を観た。 イランの映画だった。 社会の閉塞感と 嘘の連鎖により悪化していく状況。 映画館のロビーで流されていた 監督のインタビューで 自分の映画は、 観客に地図と目的地を示すだけで、 どのようしてそこに辿り着くかの過程は 観客に委…

お猪口

友人の結婚式へ。 めでたきことはよいことですな。 懐かしい方々にもお会いできたし、 よかったんじゃないか、 と思いました。 いや、しかしなんですな、 昔からの友人がこういう門出的な 何やらを迎えると、 月日は流れるのだなあ、と思いますな。 いやはや…

快晴

黒宮夫妻がされている 工房いろ絵やさんの展示にいく。 会場は北区から丸太町に移転し、 リニューアルオープンとなる工藝百職さん。 今回はそのオープニング記念として いろ絵やさんが展示をされたのだ。 オープニング記念ということもあり、 会場は賑わって…

ホワイトチョコレート

夜、帰ると 妹が台所で何か作っていた。 テーブルに 明治のホワイトチョコレートが置いてあり、 食べたいなあと思ったから、 少し頂戴、と言ったら、 これから抹茶のスコーンを作るから駄目だと言われた。 いいじゃん、少し下さいよ、 と頼んだのだが、断固…

本で読んだいい話を あたかも自分の話のように 相方に話したら、 「え、それ知ってるけど。」 と言われた。 あれ、なんでだろうと思っていたら、 それもその筈であり、 その本は相方から借りた本であり、 しかも、そのいいなあと思った箇所は 相方が自分が読…

短絡的

ハナレズの稽古。 前回、休みを頂いたんで 少々、久方振り。 前回の稽古の様子は 動画でアップして貰っていたので、 それを何度か見ていた。 今、しているワークは 即興的な所から、 立ち上げていく感じなのだけど、 実際にしていて、 空間的にとか、感覚的…

もうひとつの時間

星野さんの『旅する木』を読んでいる。もうひとつの時間、 という文章が好きだった。たとえば、素晴らしい風景を 一人で見たとして、 それを誰かにどうやって伝えるか。 写真を撮るか、 絵がうまければ描くか、 それとも言葉で伝えるか。 「その人はこう言っ…

当事者

ハナレズで やぎーさんに渡して貰って 今、メンバーの間で 回覧している本がある。 今度の舞台のテーマに 深く関係してくるその本。 ちょうど自分の世代位の人が 抱える問題について 書かれていて、 身につまされる、と言おうか、 痛々しいと言おうか、 他人…

モー将軍

田口犬男さんの モー将軍はやっぱり面白い。 空間や時間の広がりが とてもユニークで その作品の中に 表現の面白さみたいなのが 敷き詰められてるような気がする。 7,8年前にモー将軍と会い、 ああ、こんな風に書けたらなあ、 と思ったし、 それは今、尚そう…

ほっとする

朝から頭が痛く、 予定があったのだが キャンセルをして、寝ていた。 風が随分と強く吹いていた。 昼頃から随分とましになり、 夕方からハナレズの自主練へ。 前回稽古に参加出来なかったので、 内容を教えてもらったりした。 この日は夜に銭湯へ行き、 ロッ…

手を叩こう

職場の方々と お好み焼きを食べに行く。 べた焼きが美味しかった。 帰りに 松本大洋さんの Sunnyの2巻を買って、読んだ。 よい。 家に帰ったら、 妹が部屋にいて、 仕事で使うから ♪幸せなら手を叩こう♪ て歌う曲の楽譜を探しているのだと インターネットで…

ボウフラ

朝、起きて コンタクトレンズを 入れようとしたら 蚊がでかくなったような 虫がいた。 朝いちで、ぷちっと潰してしまうのも なんだかなあと思ったので、 ティッシュにくるんで 玄関の扉を開けた。 そしたら父親がいて、 なにそれ、とティッシュを指して言っ…

助け舟

困ったことがあり、 途方に暮れていた時に 助け舟がやってきてくれた。 いやいや、ほんと助かった。 助け舟は さっそうとやってきて、 さっそうと帰っていった。 きちんとお礼を 伝える間もないくらいに。 今度会った時には きちんとお礼をしなくてはならな…

おっとっと

4月も半ばを過ぎた。 はやい。 桜も散り、 葉桜になっていってる。 お菓子のおっとっと、を頂いた。 おっとっと、懐かしい。 よく考えてみたら 素敵なネーミングだと思う。 久々に見たおっとっとは ひとつひとつの形が 以前よりくっきりとした気がする。 技…

留守番電話

久し振りの友人に 用事があったので、 電話を掛けた。 留守番電話だった。 留守番電話は緊張するので、 嫌なのであるが、 まあ、さほど気を使わなくてもよい 関係性の彼であればということで、 この際だからボリューム感のある メッセージを残してみようと思…

筋肉痛

筋肉痛である。 原因を探ってみるに 原因は前々日にある気がする。 なんなのか、この時差は。 叔母の家に行く。 6月から叔父が仕事の都合で 仙台に移ることとなり、 長らく会っていなかったからと 家に行ったのだ。 子供の学校の都合もあり、 叔父は単身赴任…

ハナレズの稽古。 いやいや、どうしたものか。 難しい。 空間の把握であったり、 動きであったり。 残された時間で うまいこといくようになるのやら と不安に感じています。 ただやるっきゃないですな。 稽古後は、遅ればせながら打ち入り。 久々に結構飲ん…

桜通り

昼からは 天気が崩れたが 午前中はいい天気だった。 外出先の街の 市役所前の通りは 桜通りと名付けられていて 桜並木となっていた。 前日の雨で 散ってしまった花びらが 通りを色付かせていて、 又、風がかなり強かったので、 花吹雪となり 花びらが舞って…

プログラム

よい天気の日。 自転車に乗って 信号待ちをしていた。 隣にはおじいさんがいた。 信号が青になる。 隣にいたおじいさんが 「よし、いくぞう」と言った。 僕はこれは「吉幾三」と 変換してとらえるべきかどうか戸惑った。 そして、隣にいるのは僕だけなので、…

花の絵

星野さんの本の中で 坂本直行さんについて 書かれている文章があった。 坂本さんは山岳画家で、 四季折々の原野の風景や、 山なみなんかを描き続けたそうだ。 この坂本さんの記念館があり、 それを建てたのは 洋菓子の六花亭だという。 六花亭さんのお菓子は…

ラーメンを食べた。 その後で うどん屋さんの看板を見掛け、 やっぱうどんにすべきだったなあ、 と考える。 友人からメールが来て、 今からうどんに梅干を入れて 食べるのだと言う。 僕もうどんにすべきだったんだ、 という思いがますます強くなる。 決して…

鶯が鳴いている。 上手なものだ、流暢だ。 ハナレズの課題で 滑舌の練習の為に 早口言葉を覚えなきゃならない。 泥鰌ニョロニョロ三ニョロニョロ あわせてニョロニョロ六ニョロニョロ とか 大沢寺の大赤っ禿 子赤っ禿だとか。 よく見てみると 単語として気に…

貼り紙

朝、お寺に行った。 とても静かであった。 人はまばらにいて、 カメラの三脚を抱えた人と お坊さんが、 今日はお釈迦様が生まれた日だから 云々とお話をされていた。 本堂近くに立ち看板があり、 「しだれ桜、咲きました」 と貼り紙がしてあった。 横を見て…

口論

久々に自転車に乗る。 桜が咲いたこともあり、 人が多い。 ハナレズの稽古。 今はエチュードで 芝居の舞台となる場所を こしらえていく作業。 なかなか困難だ。 夜、銭湯に行った。 男湯にいた少年が 女湯にいる母親と 壁を挟んで口論をしていた。 すこし熱…

花冷え

夜に小さな川の 近くを歩いていた。 川沿いに並ぶ 桜が咲いていた。 夜に見る 月明かりが映す 桜の花のシルエットは 昼間に見る印象とは 又、異なる。 そういえば 季節になるとその川には 蛍が出てくるそうだ。 街中を歩いていた時、 ビルの窓に月が映ってい…

オニオンリング

夜、モスバーガーに行った。 とても久しぶりだった。 ここの所、オニオンリングが 食べたい気がしていて、 そうだ、モスバーガーへ行こうと思ったのだ。 ライスバーガーを食べた。 焼肉がはさんであるやつ。 もちろんオニポテセットだ。 オニオンリングを欲…

葉書 

モー将軍を読む。 声の出し方について これまで当然と思っていたことが あまりよろしくなかったという事に 気付かされた。 佐野さんに色々と教わりながら 進めていってる。 何につけても 気付ける環境というのは 楽しいものであると思う。 帰ったら、友人か…

爆弾低気圧

春の嵐がやってきた。 前日くらいに ウェブのニュースで 春の嵐がやってくる、みたいな事が書いてあり、 何なのだろうかねえ、春の嵐って、 と話していたのだ。 昼間だってのに真っ暗になって、 やがて横なぐりの雨が降り、 稲光が何度かあった。 前の建物に…

ホオジロ

新年度が始まり、 なにかしらとわちゃわちゃしていて 気忙しい気がする日。 夜ご飯を食べてから 星野道夫さんの「旅する木」という 本を読み始めた。 星野さんがアラスカで過ごされた日々が やさしい口調で語りかけてくる文体で 記されている。 食べ物などな…

たまたま

豊島さんが出演されている コンブリ団さんの「ムイカ」というお芝居を 大阪のウィングフィールドという劇場に 観にいきました。 タイトルの「ムイカ」は 8月6日のことを指します。 1945年に広島に原爆が落ちた日です。 作家で演出のはしぐちさんは広島のご出…