ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

初夏


寝過ぎてしまい
起きて
自転車に乗り
出掛ける。
広い道で
兄妹と思しき
少年少女5名と
そのお母さんが
一列になり
自転車を漕いでいる。
その順番は
話し合って決めたらしい。
どうやら
一番先頭を行く
お姉さんが
この列のイニシアチブを
握っている。
信号が微妙な時に
行くか止まるかを判断する
重要な役割。
方向と速度が合致して
僕はその列の最後尾で
しばらく自転車を漕ぐ事となる。
少年少女は
あつい、あつい、と言って
半袖姿だ。
初夏だなあ。