ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

一行目

さて、月の変わった日の早朝、
久々に顔を合わした父と話しをした。
簡潔な会話だったが、
それで何か動き出した気がした。
話した用件に関わることも
そうでないことも。
一行目の尻尾を掴まえる、
そんな感覚。
蝉の声が例年より
小さい気がする。