ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

おやすみ、マトリョーシカ

おやすみ、マトリョーシカの撤収の日。
きさら堂さんで「今日のごはん」を頂いて、
食後にジンジャーミルクティーなる
洒落た飲物を飲んでいたらば、
「もらいものだけど」と言って、
きさら堂の奥さんがきしめんパイを下さった。
きしめんパイとジンジャーミルクティーの
組み合わせは最高だと思った。
味とか、なんかこうニュアンス的な面とかで、
すごくいいよ、と思った。
きさら堂さんの柱時計が22時を告げる頃から
撤収作業を始める。
といっても、特に大変な作業もなく、すぐ終った。
きさら堂さんの店長さんと奥さんと話をしている中で、
「じゃあ、又、来年も」という話になった。
僕は元々そういうつもりではあったのだけれど、
こういう約束を交わせることは嬉しいことだ。
今年は色々とあたりまえのあたりまえじゃなさを
感じることの多い一年だった。
決してあたりまえじゃないのだろうけれど
あたかもあたりまえのように
約束を果たすことができたのならば、
それはとてもよいことのように思える。
帰りにバスに乗りながら、 
書いて頂いたメッセージを読ませてもらった。
うれしい。
お越し頂いた方々、お世話になった方々、
気に掛けて頂いた方々、本当にありがとうございました。