毎年恒例劇研寄席。
今年で9年目だそうです。
ここ何年か劇研寄席を観て、僕はその次の日から仕事始め。
年末年始休暇、最後のお楽しみ行事なのです。
それにしても、演者の皆様、お疲れ様でした。
大いに楽しませて頂きました。
二口さんの今年の演目は「死神」。
「死神」はグリム童話「死神の名付け親」を
三遊亭圓朝さんが参考にしてつくられた噺だそうです。
この死神は、縁あって、主人公が金を工面できるよう
アドバイスを与えるわけなのですが、
この縁というのは、やはり死神とそれに付かれる人との
縁であったのではないかなあという気がしました。
きっと、主人公が欲を出してしまい
最後自分の生命を司る蝋燭を自分で消してしまうという
その一連の流れを見届けるのが死神の仕事だったのではないかなあ。
わからないですけど。
今度、二口さんに聞いてみようと思います。