ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

こんちきちんへのストローク 1

お芝居の稽古が始まった。今回、参加させて頂くのはラボの事業で烏丸ストロークロックの柳沼さんが脚本と演出をして下さるのだ。練習は基本的に週1回土曜日で、本番は来年の7月16日〜18日。ちょうど祇園祭のこんちきちんが鳴り響く頃だ。だから、これからほぼ1年位をかけて週1のペースで創っていくことになる。



今回はまず、プロデューサーの杉山さんから今回の企画の説明があり、そのあと、柳沼さんからのお話があった。僕はお芝居に参加できる、という機会があるのがすごく嬉しいし、それを楽しみたいというのがもちろん大前提としてあるのやけど、今回の企画はそれだけじゃなくて、オリジナルの脚本やし、できる限り質みたいなんにこだわっていく、といった感じのことは言ってはったし、あと観に来て頂くお客様の数の面でも、具体的な数字が設定されていて、お芝居の質の面でもお客様の動員数でも、みんなで話し合いながら、ちょっとがんばっていかなあかんなあといった感じだ。今日のお話で柳沼さんがおっしゃっていたような「三方良し」の演劇を目指していくというわけだ。


お話があった後で、簡単なシアターゲーム。他の人の名前を呼んで、その人のリアクションがあったら、お手玉を投げて、それを回していく、というゲーム。お手玉は今日は3個まで増やした。これは一見とても簡単なのやけど、なかなか難しくて、周囲の人がどういう状況かということを把握しとかなあかんし、どのへんに投げたら相手が取りやすいかというコントロールも必要になってくる。柳沼さんがおっしゃるには、お芝居の前とかに、このゲームをして、なんか上手くいかへん時にはお芝居も崩れることが多い、という傾向があるみたいで、このゲームは試金石となるとの事。これは毎回、稽古を始める前にする。


それで、次回までの課題がひとつ出された。それは各自「戦争」に関する事に何か触れて、それで感じたことを次回一人10分の持ち時間で発表するというもの。うーむ、難しいなあ。どういう切り口でというのが、いま全然自分でもわかっていないし、10分といえば結構長いんやよなあ。まあ次回まで2週間あるし、ちょっと考えてみよう。あともう一個、課題が。それは1年を通してのものなのやけど、一ヶ月に一本はお芝居を観て、月末にその感想を全員で発表しあうというもの、僕はここしばらくはほんまにお芝居を観にいくということが少なくなっていたので、なんかこういうのはいい機会やし、いいきっかけになるなあと思った。