ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

靴屋のマルチン

夕方、外に出ると
空気が春めいていた。
銭湯の待合室のテレビでは
野球の試合をしていて
番台のおばさんをはじめ、
皆くいいるように
画面を眺めていた。
黄砂がすごく飛んでいるらしい。
だからあまり窓を開けない方がいいと
野球の試合の合間に
親子連れが話しているのを聞いた。
空気が春めいてくると
こちらの体も又、春めいてくるのであろう。
家に帰って、
コンポステラさんの
靴屋のマルチンという曲が
聞きたいなあと思った。