ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

ドッグウィル

映画を観たのだ。
ドッグウィルという映画。
人間についての
性善説とか性悪説とか、
なんていうか
「人間感」という言葉が
ずしーんとくるような映画であった。
同じ人間が色々な顔を見せるのだ。
とてもやさしく微笑みかけていたり、
とても残酷になってみたりという。
見終えてから
エンドロールに
おそらくどこかの国の
どこかの街だと思うのだけれど、
そこに住む人達の写真が映されていく。
映画はフィクションなのだけれど
現実とまったく無縁ではないのだ。
貧しさ、とか人間とか暴力とか
流れてくる陽気な音楽を聴きながら
なんとも言えぬ気分になった。