ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

まぶた

お会いした方に
「眠たそうな目をしている」
と言われたのは
もう夕方も近くなってきた頃であり
確かに
「ああ、まぶたが重たい」
とは思っていて、
「ちょっとしゃきっとしよう」
なんて事は思っていなかったけど
珈琲がとても飲みたくなったので
カフェに入って
珈琲を飲み、
ビルの3Fにあるその店の窓から
通りを眺めながら、
さっき歩いていた
混雑していた交差点の上を走る
電線にとまっていたカラスも
「ああ、まぶたが重い」などと
思うことはあるのかなあ、と
考えていました。