ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

鬼だった人達


節分だ。
近所の商店街では
節分には
鬼が現れて
自分に向かって
豆を投げるよう
求めてくるそうだ。
帰り、
商店街事務局の前で
火鉢で何かを焼いて
食べている男達の
姿を見る。
察するにあれは
今日、鬼だった人達による
宴なのではないか。
家に帰り
妻が作ってくれた
きゅうりや干瓢の細巻きと
職場で頂いた豆を食べる。