ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

どんころ

夜にお茶を飲みながら
どんころというお菓子を食べる。
どんころというのは
相方の実家から送って頂いた
豆菓子なのである。
このどんころを一粒一粒
いただきながら
お茶をちびちびとやるというのが
贅沢な時間なのであって
本を読みながら
そんな時間を過ごしていて
ああ、いい時間だなあなんて思いながら
親指と人差し指で
どんころをひとつ
摘むのだ。