きつねうどん

帰りの電車の中で
本を読んでいた。
区切りのいい所まで読んで、
次に進むかどうか考えていた所で
眠気に襲われた。
なんだか一週間分の眠気が
かたまって襲ってきたような
眠たさであった。
本は手に持ったままで、
区切りのいいページに
指を挟んで寝ていた。
なんとか降りるべき駅で
目が覚めて、
そそくさと降りていく。
駅から外に出ると
ひんやりとしていて
きつねうどんが食べたくなった。