だるま

友達からめでたい知らせが届く。
その知らせはとてもめでたいものであった。
僕はそのいかんともしがたいめでたさを
どのように発露していくべきかと考えた末、
とりあえず、だるま、を買った。
そして、それを送ることとする。
最初からだるまを送ろうと思っていたわけではなく、
そのめでたさが体を行き交う状態で
歩いていた時にだるまを見掛けて、
お、だるまだね、と思って、
まあ、だるまという発露に到ったわけである。
だるまだよ、やっぱこういう時はだるまだよ、
と思って送ったのではあるが、
何の説明もなくだるまを入れてしまったので、
少し説明不足だったのではないか、と思い、
帰り道の冷たい風を浴びつつ、反省した。
おめでとう、
友達のその知らせは
ぽかぽかとめでたさを感じさせてくれたのですよ。