夕方に妻と娘と買い物へ行く。
娘は外に出ると、静かになる。
この間、読んでいた本では
まだ自分というものを
意識していない段階では
周囲に同調して感情を示す。
あんまり人がたくさんいたりすると
果たして何に同調するのか
わからなくなって
途方にくれてしまうんじゃないか、
そんな事を思い、
静かな娘の表情をのぞくと
力ない笑みを浮かべた。
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夕方の空が秋のよう。
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娘といないいないばあ
という絵本を時々読んでいて
娘はあんまり食いついてこないけど、
こんこんぎつねの所で
ちらっと見てくる気がする。
