ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

ひこうき雲


駅までの
道を
朝、歩く。
空に
ひこうき雲が見えて
もうひとつ見えて
すれ違おうとしてる。
***
お酒を飲む。
帰りは遅くなる。
夜中に部屋で
座って
ぼんやりとする。
もうすぐ
12月だ。
先生が走り出す
師走だ。
先生は仰る、
人生は常に勉強だよ、と。
先生って誰なのか、
わからない、
でもきっと先生はおっしゃるのだと
ぼんやり思う。