ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

高村光太郎さんについて
僕は全然知らない。
檸檬の人だなあって
奥さんが智恵子さん
なんだよなあって
それくらい。
今日行った
高村光太郎さんの山荘は
高村さんがそこで
作品を作ったり、畑をしたり、
散歩をしたり、
生活してた場所。
厠の木の壁に
光という文字の形に
くり抜かれていて
それを見ることもできる。
まだ雪が残っていた。
山を少し上がった所に
智恵子展望台と名付けられた
見晴らしのいい場所があり、
高村さんはそこで
景色を眺めて、考え事して、
智恵子さんのことを
思ったりしてたんじゃないかってこと。
いい見晴らしだった。
この辺りは
冬は雪が積もって
高村さんがいた頃には
閉じ込められたみたく
孤独な感じやったみたいやけど
そういう風にしてしか
出来ない事が、やりたい事が
あったのやろうかなあ。
散歩してると
木々に小さな鳥籠が
いくつか付いていて
そういえば
小さな鳥がチッチチッチと
鳴いているのを
何度か見掛けた。