ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。


芸術センターに
少し立ち寄る
事があり、
中にある
図書室を久々に
覗いた。
ずっと前、
僕はやる事がなくて
途方に暮れてた
事があって
そんな時、
この図書室へ来て、
演劇のビデオを
閲覧したりとか
していたのだった。
そういう日々というのは、
その時は不安ばかりが募って
早く抜け出したかったけれど、
今となってはまあ、
貴重な時間であったような気もする。
日々というのは往々にして
そのようなものなのかもしれない。
今日、図書館に立ち寄り、
小津監督の特集をした雑誌があったので、
めくってみると、
小津監督が言ってた
「なんでもないことは流行に従う、
重大なことは道徳に従う」
というのが掲載されてて
ダンディーなお方だなあと思った。
夜ごはんに
お刺身についていた
蓼を初めて食べた。
蓼食う虫も好きずき、
のあの蓼だ。
蓼って辛いんだなあ。
美味しく楽しい食事だった。