ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

気球

もうてっきり夏やないか、
という夏空。
からっとしている日が続く。
いろ絵やさんの
皿に触れる。
その皿にある
自然な歪みに指が触れ
落ち着いた気分になる。
その皿には
家と気球が描かれている。
気球は飛んでいく。
歪みを指でなぞる。
明日も暑くなるそうだ。
そろそろ雨が降った方がよかろうに。
気球は飛んでいく。