『ちいさなちいさな王様のはなし』
を読んでいる。
これはちいさなちいさな王様が出てくる話だ。
王様の名前は十二月王二世で、
いつの頃からか“僕”の部屋の中に
出てくるようになった。
王様が好んで食べるのも、
熊の形をしたグミのキャンディー、グミベアーだ。
王様が住む世界では
“僕”が住む世界のように
人が成長していくにつれて
どんどん大きくなっていくのではなく、
その逆でどんどん小さくなっていく。
それから、最初はなんでも知っていて、
年をとるにつれてどんどん忘れていってしまう。
そんなちいさなちいさな王様と“僕”との対話。
この本は二口大学さんが
セレノグラフィカさんのダンス公演の中で
朗読されているのを聞いて、
すごく面白い話だなあと思って本を買ったのだった。
今、こうやって
『ちいさなちいさな王様のはなし』
とじっくりと付き合ってられるのは楽しいことだ。
それにしても季節の変わり目だからか
すごく眠たい。
ほんとにどうしたのだろうかというくらい
この頃は眠たがりの傾向がある。
まあ、いつものことか。