ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

風車

朝、散歩をしている時に
蓮の花を見た。
季節的に終わりかけだが、
綺麗やった。
街に出て、豊島さんにお会いする。
芸術センターで展示を観る。
建物の屋上に大きな風車がのっていて、
風が吹くとそれが動き、発電する。
それによりギャラリー内の電気が点灯し、
その光によってギャラリー内に設置された
植物が育っていくというコンセプトで
展示がなされていた。
豊島さんとゆっくりお話しをさせて頂いたのは
かなり久々だった。
豊島さんと話していると
なにか浮世離れしたような感覚になる。
話す時の豊島さん独特のあの間が
関係してのことなのやろうか。
夜には京都シネマ
「かぞくのくに」という映画を観た。
それで昼に見た風車の展示のことを思った。
国家や家族や個人も
なんかそんな風に有機的に
絡みあう関係性であれればよいのに。
それってやはり理想に過ぎぬのやろうか。