ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

台風の夜に

台風の夜に素麺を食べる。
めんつゆにごま油を入れてみると
美味しいのだと教わる。
兼好さん曰く、
インドの方の修行を積んだ人の中には
自分の死期が悟れる人がいて
その人は自分が死ぬ前に
仲が良い人達を集めて晩餐をして
それから、いってきますと別部屋に移り
お亡くなりになるそうだ。
兼好さんはもし自分がそういうの悟れたら
自分もそういう風にしたいですよと仰っていて、
その際の晩餐には是非声を掛けて欲しいなあと思った。
台風の夜に
死についてだとか、初恋についてだとか
ああやこうやと卓袱台挟んで話せるのは
なかなかよい感じだ。