『海辺のカフカ』
すべては想像力の問題なのだ。僕らの責任は想像力の中から始まる。
今日、僕も職場で蚕をもらった。
とても小さい。
桑の葉と一緒に紙コップに
入れている。
蚕は4回も脱皮するらしい。
職場にはとても
蚕に詳しい方がいらっしゃる。
蚕の紙コップは
職場の僕の机の所に
置いてある。
朝、タイムカードを押すのを忘れた。
鹿児島の方から職場に電話がかかってくると、
その電話を取り次ぐ時に、
その方の言葉のイントネーションをまねて
電話がかかってきたことを伝える、
という流れがあるのだけど、
今日、僕はすこし考え事をしていて、
取り次ぐ際に、普通に言ってしまったので、
職場の人に「ちゃんと訛らんと」
と言われました。
《ノート100607》
花火 眠り 時間
時計 刻んでいる
十二支 写真
『海辺のカフカ』
ヘッドフォンをはずすと沈黙が聞こえる。沈黙は耳に聞こえるものなんだ。僕はそのことを知る。