2010-02-10 食堂かたつむり 日々 小川糸 ポプラ文庫たとえば 何かがなくなってしまったら そのことをきちんと悲しみ 何か満ち足りたと感じたら そのことをきちんと喜ぶ なんてことは わりと素敵なことなのではないか と思いました。お妾さんが 春のひだまりみたいなやさしい声で 「ご馳走さまでした。 たいへんおいしゅうございましたよ。 どうもありがとう」 と言う場面がよいと思いました。エルメスの件については、 うーん、なんだかなあ と僕は感じてしまいました。