ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

月蝕


帰り道に
自転車を
漕いでいたら
何人かの人が
空を見上げている。
ああ、
見えた見えたと
言っている。
その方角を
見てみると
ビルの隙間から
雲から顔を出した
月が見える。
そうだ、そうだ、
月蝕だった。
時間的にもう見える時間は
終わってそうだけど
なんとなく
欠けているようにも見える。
今日は
特にたくさんの人に
月は見られているんだろうなあ。
月蝕しがいがありますなあ。