ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

お盆


夜ごはんを
食べて
少し風に
当たろうと
近所を歩く。
今日観た
河瀬直美監督の
「二つ目の窓」という
映画の中で
村のお爺さんは
死ぬ事を
永遠の里帰りだと
話していた。
劇中に流れる奄美民謡。
去りゆくたましいに向けての
音楽なんだなあと思った。
後、山羊の屠殺シーンがある。
今、正に生き絶えた
山羊を見ていて
女の子は
たましいが抜けた、と言う。
実家で飼っていた
犬が亡くなる時に
僕も そういう
たましいが抜けていく
と感じるような場面があった。
そういう事を思い出した。
なにせお盆期間だ。
外を歩いていると
風が気持ちいい。