ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

鹿


奈良へ。
よく知らない町を
歩いていると
よく知らない
通りがあって
よく知らない
風景があって
よもぎ餅なんかを
食べながら
歩き回ったのだった。
池の近くの
売店では
鯉や亀の餌を
売っていて
でも亀は冬眠中で
夕方、草を食べながら鹿は
ふんをしたりしていた。