ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

最中

5日振りに出社。
なんだか瞬く間に
一日が過ぎてった。
職場の皆様に
ご迷惑をお掛け致しまして、
という気持ちを込め、
最中をお渡しする。
あんこが苦手な上司には別のものを。
僕も家に帰ってから、
最中を食べた。
仙太郎さんの最中は
餡子がぎっしりだ。
箱の中に入っていた
説明文の中で、
昔、吉原の遊郭
お客さんに最中を出して、
これはなんてお菓子だい、って聞かれ、
咄嗟に窓辺の月って応えたという
エピソードが書かれていた。
最中の種が窓枠で餡子が月。
風流だなあ。
窓枠から溢れださんばかりの
月だなあ、と思いながら、
最中を食べた。