ひそひそまつり

日々のことをひそひそと。

番台

雨降り。
バスで出掛ける。
行きも帰りも居眠りをする。
揺れが心地好いのやろう。
銭湯に行ったら、
番台のおばさんが
いなかった。
しばらく待っていたのだが
なかなか出てこない。
どうしようかなあ、と思っていたところ
おばさんが茶碗を持って出てきて、
僕が待っているのを見て
あら、ごめんなさいね。と言った。