散髪

散髪へ行く。
どこに行くか決めておらず、
そういえば月曜日で
散髪屋さんは休みの所が多い。
たまたま歩いていた
商店街の中にある散髪屋に入った。
小さなお店で一人でされていて、
僕が入った時には、おばあさんがカットを
してもらっていた。
少し待っていて下さいね、と店員さんに言われ、
本を読みながら待っていると、
店員さんとおばあさんの話す声が聞こえてくる。
どうやらおばあさんは商店街の近所に
長い間住まれているみたいで、
そんな内容の話をされていた。
少し待って、おばあさんのカットが終り、
僕の番となる。
初めての散髪屋はとても緊張するのだが、
ここはあんまりしなかった。
髪を切ってもらっている時、
どういう話の流れでかは忘れたけれど、
結婚についての話になった。
店員さんは
「おとことおんなは根本的に違う生き物であるから、
そこを理解してつきあっていくのがミソですよ」と言った。
髪を切られながら
「そういうものなのだなあ」と思った。
何日か前のほぼ日手帳の今日のひと言の欄に
“なにもする気にならないときとかは、
散髪屋に行けばいいんですよ、
自分はなんにもしないけど、気持ちがよくて、
しかも、さっぱりする。いいことずくめでしょう。”
と書いてあった。
なるほどなあ、
たしかに、何もしなくても、さっぱりするし、
それに
おとことおんなの関係に関するミソな部分についての
話が聞けたりするのだ。